アストラゼネカ闘争に関する勝利声明

2018年6月1日

アストラゼネカ闘争に関する勝利声明〜今後の健全な労使関係の構築に向けて〜
全国コミュニティユニオン連合会
東京管理職ユニオン
執行委員長 鈴木 剛

アストラゼネカユニオン
執行委員長 遠藤維大

組合本部と支部代理人
弁護士 棗 一郎
弁護士 梅田和尊


 日頃より私たちの活動にご指導ご鞭撻をいただき誠にありがとうございます。
さて、このたび私たちは、アストラゼネカ株式会社との間で長年にわたって係争してきたすべての裁判・労働委員会の事件に関して、係争のすべての当事者が納得する形で円満に勝利解決したことを発表いたします。
また、私たちは、アストラゼネカ株式会社との間で画期的な労働協約を締結しました。この労働協約に基づき、会社は、私たちを組合員の労働条件に関する交渉団体として認め、労使双方が健全で明るい労使関係をつくっていくことを確認しました。
これを機会に私たちは、組合名を新たに「アストラゼネカ従業員労働組合」と改名し、アストラゼネカで働く従業員の過半数以上が加入する労働組合をめざし、すべての従業員に開かれた労働組合へと大きく転換します。
また、私たちは、会社と協議し、協力しあいながら、医薬品事業の発展と従業員の労働条件ならびに職場環境の維持・向上をめざしていきます。
以下、私たちが会社と締結した「和解協定書」と「解決にあたっての確認」を公開するともに、すべてのアストラゼネカで働く従業員のみなさまに対し、アストラゼネカ従業員労働組合に参加されることを広く呼びかけます。
今後とも私どもの活動にご指導ご鞭撻をいただきたく心よりお願い申し上げます。