8月22日、労働者が再建したガソリンスタンドでビアパーティします!

労働者は、自主管理・協同労働の道を選び、奪われた職場を取り戻した
“偽装破産”によるガソリンスタンド全員解雇から2年半
祝GS買取! 8・22 e-Revolutionary地域感謝祭

2013年1月30日、府中市にあるガソリンスタンドを営む会社が経営者によって破産させられました。現場の仲間たちは、自らの生活と誇りを守るためユニオンに結集し、職場を占拠し、自主営業を続けました。整備士が多く、整備工場もあり、地域に根強いファンが多かったことから、団結は崩れませんでした。同年5月、闘いを理解いただいた有限会社一水社不動産部に入札で買い取っていただきました。組合員は、労働者自身の協同企業(法人格は合同会社)「e-Revolutionary」(“エネルギー業界の革命児”という意味)を立ち上げ、一水社と賃貸契約を結び、自ら経営するという経験したことがない道を踏み出しました。
それから2年、ついに「e-Revolutionary」の仲間たちは、本当に職場を自分達のものにしました。実績を重ね、多摩信用金庫からの融資を受け、一水社に理解いただき、土地と建物を買い取ることができました。
8月22日、現地スタンドで、総会の日に祝いの場を設けたいと思います。就労創出、地域社会に必要な商品やサービスの持続的提供、企業再生や事業承継、こうした今日的課題を解決するための選択肢の一つとして、労働者自身による自主管理企業・協同労働の制度化を提案します。ご注目ください!

★労働者の多数が労働組合に結集し、事業存続を望んだ場合、企業再生の方法として、労働者に経営権を与える法制度を求め、運動を広げます
 
これまで私たちは、“偽装破産”について東京高裁に即時抗告を申立てましたが、却下されました。現在の法制度では、経営者が誤った経営を行っても、労働者に経営権はありません。しかし世界では、企業再生の選択肢の一つとして労働者に経営権を与える法整備がなされています。欧米では、労働者自身の企業に法的権利が保障され、国家経済が危機にあるギリシアでも広がりを見せています。かつて国家破産をしたアルゼンチンでは、こうした労働者企業によって、1年間で実に6000社の企業再生を果たしています。
私たちは、広範な労働運動、法律家、研究者、良心的事業者と連帯し、日本における労働運動が主体となる企業再生の法制化をめざします。この点についても、当日、提案をさせていただきます。

★祝GS買取!8・22 e-Revolutionary地域感謝祭 
■日時/2015年8月22日(土)18:00〜21:00
■会場/ガソリンスタンドe-Revolutionary  府中市白糸台6−8−3
■企画/合同会社e-Revolutionary定期総会、記者レク、組合員紹介、
    ビアパーティ等

※問合せ先 渋谷区代々木4−29−4 西新宿ミノシマビル2F 
      ユニオン運動センター内
      東京管理職ユニオン 執行委員長 鈴木剛 
      TEL:03−5371−5170 
      FAX:03-5371-5172 
      メール:sodan@mu-tokyo.ne.jp http://www.mu-tokyo.ne.jp
※当日会場 府中市白糸台6−8−3
     (甲州街道沿いガソリンスタンドe-Revolutionary)
      合同会社e-Revolutionary 代表社員 高橋顕夫 
      ℡:042−365−1881